何事も「忘れない」こと

登山を楽しまれていた方々にとって、どれだけ恐ろしい思いをしたか、ニュースでしか見ることができない我々が偉そうに語ることはできないと思います。
亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、重体等の方々の早期回復を祈念しております。

地震も、豪雨浸水も、土砂崩れも、いつ、どこで起きるか、人間ごときには予測がつかない。
自然の驚異に囲まれた日本に住んでいる我々としては、こういった出来事を通じて、決して忘れずに、備えと心の準備を常にしておかなければならないと思います。


と、偉そうに書きつつも、どこかで忘れてしまうのが世の常。
まさにのど元過ぎれば何とやら。
だから、天災に限らず、不幸な人災も繰り返される。

本来の意図が隠された愚かな政策がまかり通り、マスコミは真実を伝えない。
わけのわからない人が選挙でとおり、国家を混乱におとしめていく。
どっちかの政党が駄目だったからと、違う政党を圧倒的に勝たせてしまう。

これらの積み重ねが、ふくれにふくれて、もうどうしようもなくなったときに、あれほど皆さんの大嫌いな争いが起きる。そしてどちらも崩壊する。

歴史って、そういうことの繰り返しですよね。
先の戦争を忘れてはいけないというけれど、その「忘れてはいけない」内容は、正確なものですか？

正確じゃないと、また同じようなことが起こります。
日本の一部の暴走だ、と100％信じていたとすれば、今後の戦争は避けられないでしょうね。